ミラン、アンチェロッティ監督招聘に向け、162億円の補強費を準備か

アンチェロッティ監督招聘に動くミラン

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長が来季監督として招聘に全力を注いでいるカルロ・アンチェロッティ監督に1億2000万ユーロ(約162億円)の補強費を約束している可能性が浮上した。イタリア地元紙「コリエレ・デラ・セーラ」が報じている。

 レアル・マドリードを率いていたアンチェロッティ監督は契約期間を1年残しながら、今季限りで退任することが発表された。イタリアの誇る名将は持病の座骨神経痛の手術のために、カナダのバンクーバーに向かうとされており、すでに来季は休暇を取ることを明言。一方、2年連続で欧州のカップ戦出場権を逃したミランは指揮官の招聘に必死な様子で、ベルルスコーニ会長は直接電話し、アドリアーノ・ガリアーニCEOもマドリードに出向いていた。

 ミランはこれまで本田やFWジェレミー・メネズら移籍金がかからない選手の補強を進める一方で、スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチらワールドクラスのスターを次々と放出。その名門の低迷に、サポーター組織も観戦ボイコットや公式グッズの不買運動を展開するなどし、ベルルスコーニ会長にも批判的な声が出ていた。

 ファイナンシャルフェアプレーの制度改正の可能性も浮上する中、名門の危機的状況に、ベルルスコーニ会長もついに財布の紐を緩める覚悟を決めたのだろうか。大型補強に踏み切った場合、本田が出場機会を手にできるのか。今季のミラン補強の行方に大きな注目が集まる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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