メッシ級の衝撃ドリブル!? ふわりと浮かし逆突きフェイント反響「今年のベスト」
ブラジル2部グアラニのMFロンディネリー、相手の逆を突くスーパードリブルを披露
ブラジル2部リーグ(セリエB)の第3節アトレチコ・ゴイアニエンセ対グアラニの一戦で、海外メディアも驚愕のドリブルが生まれた。試合はゴイアニエンセが3-2と勝利したなか、グアラニの27歳MFが“逆エラシコ”というスーパープレーを披露して話題となっている。
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「メッシでも、サラーでも、イニエスタでもない」と超絶ドリブルをクローズアップしたのは、海外スポーツメディア「BeSoccer」のスペイン語版だ。ゴイアニエンセ戦の前半13分、右サイド敵陣深くでボールを保持していたのはグアラニのMFロンディネリーだ。
ゴイアニエンセの10番と対峙したロンディネリーは、右足でボールを左前方に押し出す。相手もそれにつられて体を動かした瞬間、ロンディネリーは右足首を巧みに捻ってボールをふわりと右方向へ浮かし、見事に相手の逆を突いて局面を打開。完全に背後を取られた相手は全く対応できず、そのまま突破を許した。
試合はゴイアニエンセが3-2で勝利したが、敗戦チームにあってロンディネリーのプレーは注目を浴びている。同記事では、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーを引き合いに出しつつ、「グアラニの選手が2018年のベストドリブルとも言えるプレーを披露した」と絶賛。世界の名手に匹敵するドリブルだったと、高い評価を与えている。
また、元ブラジル代表FWロナウジーニョが得意としたフェイントとして知られる“エラシコ”の逆パターンと指摘。「ロナウジーニョのエラシコを思わせる動きだったが、ロンディネリーのそれは逆だった」と記している。エラシコとは足の外側でボールを軽く押し出し、同じ足の内側で素早くボールを切り返す動きだが、ロンディネリーはまさに逆の流れで相手を手玉に取った形だ。
「今年のベストドリブル」とも評されたプレーは、大きな注目を集めている。