「悲しい、寂しい」 浦和MF柏木陽介、退団選手への思い告白 明かした“移籍”持論は?

今冬に移籍を決断した梅崎、矢島に言及 「色んな感情があると思う」と気持ちを代弁

 2017シーズンのJリーグが終わり、移籍市場も大きく動き出している。J1浦和レッズの元日本代表MF柏木陽介が28日、「移籍について」とのタイトルで自身のブログを更新し、思いを綴っている。

 浦和は今季リーグ戦を7位で終えた一方、AFCチャンピオンズリーグで10年ぶり2回目の優勝を飾り、FIFAクラブワールドカップに出場。レアル・マドリード(スペイン)との対戦は叶わなかったが、“世界5位”という形で大会を終えた。

 柏木はブログで「たまには移籍とかについて話そうかな」と切り出すと、今冬に決断を下したチームメイトについて言及。「梅ちゃん、慎也と移籍決まったね。悲しい、寂しい」と胸中を明かした。

 来季J1に昇格する湘南ベルマーレへ移籍したMF梅崎司、J1ガンバ大阪へと加入するMF矢島慎也についてだった。なかでも梅崎は同じ1987年生まれで、長年ともに戦ってきた戦友だ。2007年にカナダで開催されたU-20ワールドカップをはじめ、北京五輪のアジア予選でも共闘。その後はともに日本代表にまで上り詰めている。柏木が浦和に移籍した2010年以降、8シーズンをともに過ごしてきた間柄だけに、同世代の梅崎の移籍に対する思いはひとしおだったようだ。

 だが柏木は「でもね、それがアスリートの世界やと思う」と持論を記し、「自分を求められる嬉しさや、新たに挑戦したいと思う気持ち。試合に出られる嬉しさや、試合に出られない悔しさ。このチームが好きで残りたい気持ちと、試合に出たい気持ち。色んな感情があると思う」と、移籍する選手の気持ちを代弁。さらに次のように続けている。

 

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