堂安律、フローニンゲンと3年契約 クラブと築く幸福な関係「彼はここで幸せ」

フローニンゲンは24日、ガンバ大阪から期限付き移籍で加入していたMF堂安律の買い取りオプションを行使し、3年契約を結ぶと発表【写真:Getty Images】
フローニンゲンは24日、ガンバ大阪から期限付き移籍で加入していたMF堂安律の買い取りオプションを行使し、3年契約を結ぶと発表【写真:Getty Images】

G大阪と協議の末、フローニンゲンが堂安の買い取りオプションを行使へ

 オランダ1部フローニンゲンは24日、ガンバ大阪から期限付き移籍で加入していたMF堂安律の買い取りオプションを行使し、3年契約を結ぶと発表。新進気鋭の若手と契約したことを、オランダラジオ局「RTV Noord」が取り上げた。

 昨季はU-20日本代表としてU-20ワールドカップに出場するなど、各年代で世代別の日本代表に選ばれてきた堂安律。6月にG大阪から期限付き移籍を果たしたフローニンゲンでは、開幕戦でスタメンを奪取すると、その後はチームの中心選手へと成長した。ここまではリーグ戦27試合に出場し、8得点3シストという成績を残し、同クラブにおける10代選手の得点記録では元オランダ代表FWアリエン・ロッベンの記録に並んでいる。

 契約は今季限りで終了となる予定だったが、フローニンゲンはG大阪と堂安を買い取りオプションについて交渉を行っており、5月1日までに来季もチームに残すか決定する必要があったという。加えて、今シーズン以降の彼の個人的な条件についても同意し、今回の契約に至ったようだ。

 フローニンゲンのテクニカルマネジャーを務めるロン・ヤンス氏は、「彼の未来について話をした時に、我々が(昨季に)彼を獲得したことを非常に感謝していた」と、堂安と会談した際の出来事を説明。「堂安はフローニンゲンで幸せだし、満足している。(堂安がこのままチームにいて欲しいという)サポーターのことを我々は理解しているし、同じ感情を持っているよ」と契約を結んだことへの満足感を語っている。

 今シーズンは残り2試合。オランダの地で評価を高めている堂安は、今季のラストをどう締めくくるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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