リバプールの“無双FW”サラー、華麗なルーレットでローマMF瞬殺「素晴らしいダンス」
“マルセイユ・ルーレット”で元イタリア代表MFデ・ロッシを置き去り
今季加入したリバプールで驚異的なペースでゴールを量産するエジプト代表FWモハメド・サラーは、現地時間24日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ローマとの第1戦でも爆発した。前半に2ゴール、後半に2アシストと大車輪の活躍を見せてチームの5-2快勝劇に貢献。本拠地アンフィールドでのゴールラッシュを演出したサラーだが、得点シーン以外でも古巣ローマを相手に眩い輝きを放ったようだ。
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試合後にCL公式インスタグラムは、1本の動画を公開。「サラーがデ・ロッシを撃退した時」とのコメントが添えられた映像は、中盤でサラーが後方からのボールを左足でトラップしたシーンからスタート。これが少し大きくなってしまい、そこにボール奪取を狙ったローマの元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシが飛び込んできた。
その瞬間、サラーは利き足の左足裏でボールを素早く引き、右回りにターンしながら今度は右の足裏でボールを押し出しデ・ロッシを置き去りに。かつて元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン(現レアル・マドリード監督)が得意技としていた“マルセイユ・ルーレット”で、鮮やかに危機を回避した。
この美技を3方向のカメラの映像で公開すると、コメント欄にはファンから「エジプトの王」「なんてプレーヤーだ!」「素晴らしいダンス」「ビースト」「私のアイドル」など賛辞が届き、「バロンドールはモハメド・サラーに」など、今年の欧州年間最優秀選手に推す声もあった。
この日の2ゴールによって、今季公式戦は47試合43得点。CL決勝進出を果たし、自らのゴールによってリバプールをビッグイヤー獲得に導けば――伝説のシーズンとして歴史に名を刻むかもしれない。