「例外もある」 ユベントスGM、ポグバ&モラタの復帰説に言及「現時点で妄想」

現在、ユナイテッドに所属するポグバ(左)とチェルシー所属のモラタ(右)【写真:Getty Images】
現在、ユナイテッドに所属するポグバ(左)とチェルシー所属のモラタ(右)【写真:Getty Images】

過去にユベントス所属歴がある二人を高く評価しつつも…金額面が大きな壁に

 ユベントスのジュセッペ・マロッタGMが、今夏の移籍が噂されるマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバとチェルシーのスペイン代表FWアルバロ・モラタについて言及。ユベントス在籍歴がある両者を獲得する余裕はないとしながらも「例外もある」と語った。

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 ユベントスに2012年から16年まで在籍したポグバと、14年から16年までプレーしたモラタ。その後、前者はユナイテッド、後者はチェルシーに移籍を果たしたが、今季はお互いに大きなインパクトを残すに至っていない。今夏の移籍話も浮上しており、多くのクラブが関心を寄せているとされる。

 関心が伝えられているクラブの一つであり、両者が以前在籍したユベントスのマロッタGMはイタリアテレビ局「メディアセット・スポルト」の取材に対し、ポグバとモラタを高く評価しているものの、獲得した場合はクラブの予算を超える可能性が高いと語った。

 マロッタGMは「チームを離れた後に戻ってくることは本当に信じられないが、しかし例外もある」と獲得の可能性について語る一方、「素晴らしい記憶を残した二人だが、彼らの到達した市場価値は我々にとって考えられないものだ」と移籍金が高騰し過ぎているとした。

 2016年にユナイテッドにポグバを1億500万ユーロ(約139億円)で売却し、ナポリから9000万ユーロ(約119億円)でアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを獲得した経緯こそあるが、クラブがどれほどの額を費やすことができるかを示すべきではないと主張している。

「我々は多くの面で取り組んではいるが、(彼らの獲得は)現時点では妄想でしかない。彼らだけではないし、他にもたくさんあるからね」

 両者がユベントス復帰を果たすには、まずは金銭面の問題を解決する必要がありそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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