マンUブリントがホロ苦復帰 衝撃の“空振りキック”に反響「自らを笑いの種にした」
ボーンマス戦で3カ月ぶりの実戦復帰も、決定的なチャンスでまさかの凡ミス
マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表MFダレイ・ブリントは、現地時間18日のプレミアリーグ第35節ボーンマス戦(2-0)に途中出場し、1月5日のFAカップ3回戦ダービー戦(2-0)以来の実戦復帰を果たした。しかし、久しぶりの公式戦のピッチで感覚を取り戻せていないのか、決定的な場面で衝撃のミスを犯した。
すでにユナイテッドが2-0とリードして迎えた後半35分、ブリントはフランス代表MFポール・ポグバに代わって出場。そのまま中盤に入ったレフティーは、終盤の後半42分に絶好のチャンスを迎えた。
ブリントがピッチ中央から右サイドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードへロングボールを展開。ベルギー代表FWロメル・ルカク、フランス代表FWアンソニー・マルシアルを経由して中央から左へとボールを運ぶと、攻撃の起点となったブリントが走り込んだ。ペナルティーエリア内でフリーでシュート体勢に入ったが、ここでブリントの左足は空を切り、絶好のシュートチャンスを逸した。
ブリントは立て直して左サイドからクロスを上げるも、GK正面で得点にはつながらなかった。オランダ代表でもセットプレーを任されるほどのキックの名手が、決定機で大失態となった。
このプレーにはメディアも驚きを隠せないようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「ブリントの最悪なミスキック」と題して報じた。動画とともに「ダレイ・ブリントは自身のシュートがとんでもなく悪い方向に飛んでしまい、バイタリティー・スタジアム(ボーンマスの本拠地)で自らを笑いの種にしてしまった」と赤っ恥の紹介を受ける羽目になった。
今季限りでの放出も噂される28歳は、本来の調子を取り戻すことができるだろうか。
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