4年ぶり優勝のマンC、“ペップ改革”に実り データが表す「ポジショナルプレー」の成果

「シティのゴールの大半は、戦術的ビジョンが実ったもの」

 面白いのは、今季から加入したブラジル代表GKエデルソンの“ゲームメーカー”ぶりだ。今季33試合に出場した24歳の守護神は872本のパスを通し、パス成功率は84.75%。自陣内に限れば95.09%と非常に高い確率を誇っている。昨季のチリ代表GKクラウディオ・ブラボとアルゼンチンGKウィリー・カバジェロのパス成功率がそれぞれ72.59%、76.47%だったことを踏まえれば、最後方でもポゼッションが強化されたと言えるだろう。

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 記事では「流動的なスタイルはシンプルなものに見える。ただシティが奪った92ゴールの大半は、多くの時間を費やした密度の濃いトレーニング、何百万ポンドに及ぶ投資、そして『ポジショナルプレー』という戦術的ビジョンが実ったものだ」と記している。

 日本でも耳にするようになった“ポジショナルプレー”という言葉だが、グアルディオラ監督が標榜するスタイルが結果に直結したことで、さらなる注目を集めることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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