「私が浦和にいた時は毎年上位争いをしていた」

「どのチームを率いていくなかでも、『このチームには、良い選手がいるよね』と見られるようになるのが監督としての仕事です。浦和の時もそうでしたから。浦和は今『個の能力のある選手を買わないといけない』と言われてますけど、私の時はいました。

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　私が浦和にいた時は毎年上位争いをしていて、素晴らしい個の選手が集まってくれました。私がいなくなった瞬間『個のある選手がいない』と言われていますが、そういうことなんでしょう」

　21日の第9節に埼玉スタジアム2002で浦和と対戦するペトロヴィッチ監督は、好調のチームを率いてかつてのホームに乗り込む。自ら「浦和」の文字を口にした指揮官自身が、誰よりも古巣との一戦を楽しみにしているのかもしれない。