HSVの20歳FW伊藤達哉、独&伊代表翻弄 超絶ドリブルに騒然「スーパー」「目の保養」
シャルケ戦、伊藤が代表クラス二人を抜き去りゴールをアシスト
ドイツ1部ハンブルガーSV(HSV)は、ブンデスリーガ第29節の本拠地シャルケ戦で3-2の逆転勝利を収めて、日本代表FW大迫勇也が所属するケルンを抜いて最下位から脱出した。この試合で20歳FW伊藤達哉はドイツ代表MFとイタリア代表MFを抜き去る圧巻のドリブルからゴールをアシストする活躍を披露。同僚の日本代表DF酒井高徳が称えれば、ファンからも「スーパー」「目の保養」など絶賛の声が上がっている。
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伊藤と酒井が揃って先発した試合は、前半9分に先制点を献上。最下位のHSVにとって苦しい立ち上がりになったが、前半17分にMFフィリップ・コスティクの同点弾で1-1に追いつくと、後半7分に20歳の若き日本人アタッカーが会場を騒然とさせる。
左サイドでボールを持った伊藤がドリブルを開始すると、イタリア代表MFダニエル・カリジューリと対峙。ゆったりとしたリズムでボールを運び、自身の間合いに入った瞬間にまたぎフェイントを繰り出すと、縦方向に一気に加速して抜き去った。相手ペナルティーエリア内にそのまま侵入しようとした際、今度はドイツ代表MFレオン・ゴレツカが猛烈な勢いのスライディングタックルで襲いかかる。だがそれを視界に捉えていた伊藤は、巧みな切り返しでかわし、ラストパスを供給した。
中央に走り込んだFWルイス・ホルトビーがシュートを放ち、一度は相手に防がれるもホルトビーが押し込んでHSVが逆転に成功する。その後、2-2に追いつかれるも、後半39分にMFアーロン・フントが決勝弾を決めてHSVが3-2と勝利した。