リバプール、エースFWサラー離脱の危機 CLシティ戦で1得点1アシストも負傷
後半途中に負傷して交代、クロップ監督も心配「診察を待つ必要がある」
リバプールは現地時間4日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のマンチェスター・シティ戦で3-0の勝利を飾ったが、1得点1アシストを記録した殊勲のエジプト代表FWモハメド・サラーは後半途中に負傷交代でピッチを後にした。週末のプレミアリーグ・エバートン戦は欠場の可能性があると衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
サラーは前半12分にブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのラストパスを受けて得意の左足でゴールネットを揺らした。2-0で迎えた同31分には左足の浮き球クロスでセネガル代表FWサディオ・マネのヘディング弾をお膳立て。この大一番で1ゴール1アシストと躍動した。
しかし、後半7分に負傷してオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムと交代でピッチの外へ。フィジオとともにそのまま直接ロッカールームへ下がった。その状態が気がかりとなるところだが、ユルゲン・クロップ監督のサラーについてこう語っている。
「試合後に彼に聞くと、『問題ない。大丈夫。すぐ良くなる』と答えていた。とはいえ、モー(サラーの愛称)の自己診断ではなく、我々はちゃんとした診察を待つ必要がある」
サラー自身の感覚によれば重傷ではないようだが、指揮官は大事をとって迷わず交代を決断したという。記事では今週末に行われるエバートンとの“マージーサイド・ダービー”は欠場する可能性があると指摘されている。
今季公式戦38得点のストライカー離脱となればリバプールにとっては大打撃となる。来週に迎えるシティとの敵地第2戦でサラーはピッチに立つことができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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