失墜したイタリアサッカー界の再建へ 英雄マルディーニ&ピルロの連盟入りが浮上

ミラン黄金期を支えたトリオが母国の改革に乗り出すか

 コスタクルタ氏とマルディーニ氏は、準優勝した1994年アメリカ・ワールドカップでは大会のほとんどの試合でセンターバックを組み、ACミランでも長らく最終ラインで共闘した。ピルロ氏は彼らがベテランになってから頭角を現した格好だが、最終ライン前から攻撃を組み立てる“マエストロ”として、ACミラン黄金期を支えた。そして、2006年ドイツ・ワールドカップ優勝の中心メンバーにもなっていた。

 若年層からの育成を含め、一筋縄ではいかないと見られているイタリアサッカーの改革だが、コスタクルタ氏はかつてのチームメイトに助けを求めたようだ。名門ミランを支えたトリオは、イタリアサッカー再建の切り札となっていくのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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