貴公子が切り開いた道 英メディア特集「ベッカム以降にMLSへ渡った選手ベスト5」

ビジャはMLS移籍後に代表復帰、ピルロも米ファンを魅了

 3人目はニューヨーク・シティFCの元スペイン代表FWダビド・ビジャだ。2013-14シーズンにアトレチコ・マドリードでリーグ優勝を経験後、欧州を離れた。姉妹クラブの豪メルボルン・シティを経てから加入したニューヨーク・シティFCでのプレーは今季で早4シーズン目。昨年、35歳にして代表復帰も果たすなどアメリカでもトップレベルの結果を残し続ける稀有な存在だ。

 そして、ビジャとも同僚だったニューヨーク・シティFCで3シーズンプレーした元イタリア代表MFアンドレア・ピルロもノミネート。世界最高のレジスタもキャリアの晩年をアメリカで過ごした。ワールドカップやUEFAチャンピオンズリーグ優勝経験を持つレジェンドはMLSでも正確無比なキックで鳴らし、アメリカのサッカーファンを魅了した。

 そして最後に堂々選出を果たしたのは、先日LAギャラクシー加入が発表されたイブラヒモビッチだ。アヤックス、ユベントス、インテル、バルセロナ、ミラン、マンチェスター・ユナイテッドという欧州の名門クラブを渡り歩いたカリスマがついにアメリカに上陸。高まるファンの期待に応えることができるか注目だ。

 選外となったが、他にも元ブラジル代表MFカカ氏(オーランド・シティSC)や元イングランド代表MFフランク・ランパード氏(元ニューヨーク・シティFC)といった名手の存在も忘れられない。

 LAギャラクシーのメキシコ代表FWジオバニ・ドス・サントスやトロントFCのイタリア代表MFセバスティアン・ジョビンコといった実力者が現在も活躍している。イブラヒモビッチの加入でMLSはさらに盛り上がっていきそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング