コロンビアの“10番”ハメス「楽観的になるのは良くない」 フランス撃破もW杯へ“未完成”強調

コロンビア代表のエース“10番”ハメス【写真:Getty Images】
コロンビア代表のエース“10番”ハメス【写真:Getty Images】

日本とW杯で戦うコロンビア、優勝候補のフランスに敵地で3-2と逆転勝利

 日本代表とロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦を戦うコロンビアが、現地時間23日にパリで行われた国際親善試合で、優勝候補フランスを3-2と撃破した。会心の逆転勝利に背番号10をつけるMFハメス・ロドリゲスは手応えを感じながらも、「まだいろんなことが欠けている」とチームは発展途上にあると明かしている。

 試合は前半11分にフランスのFWオリビエ・ジルー、同26分にFWトマ・レマルが立て続けにゴールを陥れ、コロンビアはいきなり2点ビハインドとなる展開に。ハメスも同国のテレビ局「Gol Caracol」の試合後インタビューで「最初の20分間は良くなかったよね」と振り返った通り、試合の入り方をミスしたとの認識があったようだ。

 しかし同28分、右サイドでボールを持ったFWルイス・ムリエルのクロス気味のシュートがそのままゴール右隅に収まり1点差に。後半17分にはショートカウンターから、右サイドを突破したハメスのラストパスをエースFWラメダル・ファルカオが流し込み同点に追いつく。そして同40分に得たPKをMFフアン・キンテーロが決めて逆転した。

 敵地パリで反発力を見せての逆転勝利。ナンバー10を背負うハメスは、手応えと課題をこのように語っている。

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