PK献上も決勝進出で安堵 キエッリーニがバルサ戦に自信「我々は強い」

圧倒的強さを見せるバルセロナと決勝で対決へ

 ユベントスのイタリア代表DFジョルジオ・キエッリーニが、6月6日のベルリンで行われる欧州チャンピオンズリーグ決勝バルセロナ戦での勝利に絶大な自信を見せている。

「みんな分かっていると思うけれど、私のキャリアで最も素晴らしく重要な試合だった。我々はここに来るに相応しいことを証明した。我々はベルリンに向かう。そして、勝利を確信している。なぜなら、我々は強い。どのチームを相手にしても勝てる」

 ユベントスは13日の欧州CL準決勝レアル・マドリード戦との敵地第2戦で1-1に持ち込み、2戦合計3-2で白い巨人を倒した。決勝進出の高揚感に包まれたストッパーは試合後、衛星放送「スカイ・イタリア」でこうまくしたてた。

 ユーベにとっては2003年以来となるCLファイナル進出。圧倒的な強さを見せるバルセロナとの対決となるが、キエッリーニは無敵の自信を示していた。

 そんなキエッリーニだが、戦犯となる可能性もあった。前半22分、エリア内で相手のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスにファウルを犯し、PKを宣告された。主審への猛抗議は実らず、これをFWクリスティアーノ・ロナウドが沈め、1-0とリードを許した。

 この時点ではアウェーゴールで上回るレアルが決勝進出だった。しかし、最終的にベルリン行きの切符を手にしたキエッリーニは「フィールド上では行き過ぎた判定にも見えたが、リプレイを見たらペナルティで仕方ない」とミスを認めていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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