ハリルJ復帰の本田圭佑が危機感 「本番は確実に点が取れない」発言の真意とは?

ゴールへの絵が描けていないと指摘した本田【写真:Getty Images】
ゴールへの絵が描けていないと指摘した本田【写真:Getty Images】

2017年の本田は9年ぶりに代表ノーゴール、課題はハリルJでいかに点を取るか

 メキシコ1部パチューカに所属するFW本田圭佑は、日本代表3月シリーズ(23日マリ戦、27日ウクライナ戦)のメンバーに選出され、昨年9月5日のロシア・ワールドカップ(W杯)最終予選サウジアラビア戦以来、半年ぶりの復帰となった。ベルギー合宿3日目の21日にコメントを発し、「本番は確実に点は取れない」と危機感を募らせている。果たして、その発言の真意とはどこにあるのか。

 本田はメキシコ後期リーグで躍動し、12試合で4得点6アシストと活躍。その存在価値をバヒド・ハリルホジッチ監督にまざまざと見せつけて代表復帰を果たした。メンバー発表翌日には自身の公式ツイッターで「一歩前進しただけ」と冷静沈着を貫いたが、その理由はあくまでもW杯本番で結果を残すことが最大の目標に他ならないからだ。

 本田は合流3日目に、ある不安を口にしている。それはハリル監督の下でいかに点を取るかという課題だ。2017年の本田は代表でノーゴールに終わっており、代表初出場の2008年以来9年ぶりの不発となった。現時点で“ゴールへの絵”が描けていないと感じているようだ。

「正直、合流して3日目、まだ全く描こうともしていない。そろそろ描き始めるのかなという感じ。分からないですね、これは描いてみないと」

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