ディ・マリアが“股抜き→左足アウト”の美技弾! 「天才」「アメージング」とファン脱帽

傑出したパフォーマンスを披露しているアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア【写真:Getty Images】
傑出したパフォーマンスを披露しているアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア【写真:Getty Images】

ニース戦で鮮やかな個人技から同点ゴール 「偉大なクラック」

 パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間18日、リーグ・アン第30節の敵地ニース戦に臨み、先制を許すものの2ゴールを奪って2-1と逆転勝利を収めた。リーグ戦9連勝となる白星を導いたのは、ブラジル代表FWネイマールの負傷離脱後、傑出したパフォーマンスを披露しているアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア。チームに歓喜をもたらした個人技に、ファンから「偉大なクラック」「天才」など称賛の声が上がっている。

 技巧派レフティーが輝きを放ったのは、ニースに先制点を許してからわずか4分後の前半21分だった。自陣左サイドでスペイン人DFユーリ・ベルチチェが相手からボールを奪取しカウンターを発動。ディ・マリアに素早く縦パスを通すと、フリーで受けたアルゼンチン代表アタッカーがスピードに乗ったドリブルで仕掛けていく。

 斜め前にいたニースの元ブラジル代表DFダンテは、下がりながら対応。タイミングを見計らい距離を詰めて奪いに行くが、ディ・マリアはその瞬間を見逃さなかった。ダンテを華麗な“股抜き”で瞬殺するとペナルティーエリア内に侵入。右前方から相手DF、目の前には相手GKとコースはほぼなかったが、ここでディ・マリアはファーポスト側に向かって左足アウトフロントでのシュートを選択する。この一撃はアルゼンチン人GKワルテル・ベニテスが左手で触るもボールの勢いは弱まわらず、ゴール右隅に吸い込まれた。

 高度なテクニックが詰まったこのゴールをPSG公式ツイッターが速報すると、返信欄には「ゴラッソ!」「なんてゴールだ」とファンから称賛の声が上がった。

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