リバプールFWサラーが大爆発 エジプト人選手“21世紀初”の1試合4得点で得点王へ独走

モハメド・サラーは、第31節ワトフォード戦で4得点1アシストを決め、チームを勝利に導いた【写真:Getty Images】
モハメド・サラーは、第31節ワトフォード戦で4得点1アシストを決め、チームを勝利に導いた【写真:Getty Images】

ワトフォード戦でクラブ史上4人目となる1試合4得点の“ゴールショー”

 リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーの勢いが止まらない。そして、止められない――。“エジプトのメッシ”“エジプトの王”などと称賛をされるストライカーは、現地時間17日のプレミアリーグ第31節ワトフォード戦(5-0)で4得点1アシストを決めてチームを勝利に導き、自らは初のリーグ得点王へ独走体勢に入った。

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 サラーは試合開始4分、得意のドリブルで相手DFに尻もちを突かせて狭いスペースを打開すると、右足のシュートで均衡を破った。同43分には左サイドのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンの折り返しに飛び込んでこの試合2点目を奪った。

 後半もさらにギアを上げ、後半4分には右からのクロスボールでブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのバックヒールでの得点をアシスト。さらに同32分にエリア内で相手DFの密集をかいくぐり、左足で流し込んでハットトリックを達成した。トドメは同40分、GKが弾いたこぼれ球に鋭く反応して4点目をゲットし、独擅場だった“サラー・ショー”を締めくくった。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」のデータ専門ツイッターによれば、リバプールの選手がプレミアリーグで1試合4得点を決めたのは、元イングランド代表FWロビー・ファウラー氏と同FWマイケル・オーウェン(いずれも2回)、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(現バルセロナ)に続く史上4人目だという。そして、サラーはシーズンゴール数が「36」に到達。加入1年目での成績としては、2007-08シーズンに元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが記録した33得点を早くも凌駕した。

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