フェネルバフチェ戦の前日練習でガラタサライのサポーターが発煙筒を焚くなど熱狂

　ガラタサライのDF長友佑都は、日本代表3月シリーズの欧州遠征（23日マリ戦、27日ウクライナ戦）に順当に選出された。トルコ移籍後初の代表マッチに臨むことになるが、その代表合流を前にした一戦の前日練習で、“熱すぎるガラタサライサポーター”の行動にびっくり仰天した様子を自身のツイッターで動画とともに伝えている。
　
　ガラタサライは今週末、同国の強豪フェネルバフチェとの敵地戦を控えている。ベシクタシュを含めた3クラブはトルコの首都イスタンブールをホームタウンとしており、いわゆる“ナショナルダービー”として注目を集めている。現在リーグ首位に立つガラタサライとしては勝ち点6差の4位フェネルバフチェを是が非でも叩きたい一戦となるだけに、現地サポーターの熱が上がりまくっている模様だ。

　そんななか、長友は前日練習で衝撃を受けたという。17日にツイッターを更新し、日本語と英語、トルコ語で記している。

「試合前日公開練習。練習でこんな光景を見るのは人生初。サポーターが熱すぎる。トルコのサッカー熱半端ない」（日本語原文ママ）

「1回のトレーニングでこんな数多くの観客……。僕はサッカー人生で初めて見たよ」（英訳）

　この言葉とともに添付された動画は衝撃的だ。何しろホームスタジアムに詰めかけたガラタサライサポーターが、練習でありながら至るところで発煙筒を焚いているのだ。あまりの光景に長友以外のチームメートもスマートフォンで撮影している様子も収められている。

　100年以上も続く両クラブのライバル関係。長友はインテル時代にACミランとのミラノダービーを経験した百戦錬磨だが、世界有数の危険なダービーとも言われる一戦の重要性を肌で感じることになったようだ。