“CR7”のPKを2度も封じた男 バレンシア守護神の卓越した心理戦とは

 

地元紙が報じた心理戦

 

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、9日の本拠地バレンシア戦の前半45分にFWギャレス・ベイルの獲得したPKで痛恨のミスを犯した。試合は2-2の引き分けに終わった。

 地元紙「マルカ」がこのPKでC・ロナウドと、バレンシアのGKジエゴ・アウベスとの心理戦を報じている。

 バレンシアの守護神は、PKキッカー役を務めたCR7に自分の右側を指し示しながら、「俺の右側は蹴るなよ」と言い放ったという。

 過去、ロナウドが蹴ったPKが、すべて同じコースだったことをアウベスは記憶していた。

 最初のPK対決は、アウベスがアルメリアに所属していた時代の2009年シーズンだった。09年11月5日の初対決では、集中力を妨げるような動きでPKを食い止めた。そ の試合は4-2でレアルが勝利した。だが、ロナウドが、このバレンシア戦までリーガで犯した唯一のPK失敗だった。

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