ヴィトリア・ギマランエス戦に先発、前半18分にドリブルで一人かわしてアシスト

　ポルトガル1部ポルティモネンセに所属するMF中島翔哉が11日のリーグ第26節ヴィトリア・ギマランエス戦に先発出場し、前半18分に先制点をアシスト。3月15日に発表される日本代表メンバー入りに向けて猛アピールした。

　本拠地ヴィトリア・ギマランエス戦に先発した中島が輝きを放ったのは前半18分だ。左サイドに展開されたボールのこぼれ球を拾った中島は素早いターンで前を向くと、ドリブルで一人かわして絶妙なスルーパスを供給。走り込んだFWウェリントン・ナシメント・カルバーリョが相手GKを抜き去り、ゴールに流し込んだ。

　中島はこれで今季6アシスト目となり、今節も含めて22試合出場で9得点と攻撃の万能ぶりを見せつけている。日本代表選出を望む声も日に日に強まるなか、15日には欧州遠征（マリ戦、ウクライナ戦）のメンバー発表が行われる。

　日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督も23歳のアタッカーに期待を寄せるなか、代表入りに向けて最後のアピールに成功したようだ。