元鹿島FWカイオが感謝「日本人は親切」 転機はJリーグ1年目「彼が教えてくれた」

日本人に感謝…「適応するのに大きな助けになった」

 同記事では「鹿島でチャンスを掴んだ」とカイオについて言及。一方、カイオ自身も鹿島1年目の14年が自身のターニングポイントだったと明かし、感謝の気持ちを口にしている。

「おそらく、僕のキャリアの中で14年が最も学ぶことが多かった。監督はトニーニョ・セレーゾで、彼が僕に多くのことを教えてくれたんだ。日本人は親切だったし、適応するのにそれが大きな助けになった」

 2000年から05年まで鹿島を率いたトニーニョ・セレーゾ監督は、2013年から再び鹿島で指揮を執り、15年夏まで采配を振るった。ブラジル人監督の下で抜擢された若きカイオは、切れ味鋭いドリブルを武器にすぐさま頭角を現し、着実に成長。帰化により日本代表入りを期待する声も当時は上がっていた。

「近年アジアのサッカーは急成長しているし、もっと進化する」と将来を展望するカイオ。UAEでも輝きを放つアタッカーを支えているのは、日本時代の経験だったようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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