神戸FWハーフナー・マイク、チームを救う豪快同点ミドル炸裂 日本代表復帰待望論も

後半42分、ウェリントンの落としに左足を一閃してチーム今季第1号をマーク

 2018年のJリーグは史上初めて金曜開催の開幕戦となり、23日にJ1サガン鳥栖とヴィッセル神戸が対戦し、1-1ドローの痛み分けに終わった。後半42分、神戸の元日本代表FWハーフナー・マイクが左足で豪快な同点弾を決め、「この決定力あるんだから、なんでサムライブルーに呼ばれないかなあ」と代表復帰待望論も浮上している。

 1万9633人の観客が詰めかけた試合は、開始1分に神戸の最終ライン裏に抜け出そうとした鳥栖FW田川享介に対し、今季浦和レッズから神戸に移籍したベテランDF那須大亮が後ろから手を掛けてPKを献上。これを田川が決めて、今季第1号ゴールをマークした。

 その後は一進一退の攻防を繰り広げ、後半42分、ついに神戸に待望の瞬間が訪れる。ゴール前の混戦から途中出場のFWウェリントンが落とし、ハーフナーが利き足を一閃。左足から放たれた弾丸のような一撃は鳥栖のGK権田修一の手を弾いてそのままゴールネットに突き刺さった。貴重な同点弾は今季のチーム初ゴールとなっている。

 Jリーグは公式ツイッターで公開した得点シーンの動画を公式フェイスブックにも挙げ、コメント欄には「この決定力あるんだから、なんでサムライブルーに呼ばれないかなあ」と代表クラスの一撃だと称える声も寄せられた。試合は決着こそつかなかったが、ハーフナーのゴールは新シーズンのオープニングマッチを飾るに相応しい一撃だったと言えるだろう。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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