「なんで上手くいかないのかと…」 川崎のエース小林悠、3連敗スタートに苦悩吐露

ACL蔚山現代戦に1-2で敗れ、ゼロックス杯から公式戦3連敗 「もどかしさを感じる」

 昨季のJ1リーグ王者である川崎フロンターレが、いきなり苦境に立たされている。

 10日に行われたゼロックス・スーパーカップでセレッソ大阪に2-3で敗れると、13日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第1戦ではホームで上海上港に0-1と惜敗。そして20日のACL第2節・蔚山現代戦でも先にリードを奪われる展開のなかで1-2と勝利をつかみ取ることができず、公式戦3連敗となった。チームの主将を務めるFW小林悠は試合後、「なんで上手くいかないのかと、やりながらもどかしさを感じている」と現状を語った。

 昨季の小林は主将とエースストライカーという二つの役割を背負い、リーグ戦34試合すべてに出場。23ゴールを挙げて得点王に輝くとともに、リーグ初優勝に大きく貢献した。そんななか迎えた今季は、チームとしてさらなるタイトル奪取を目指してシーズンをスタートさせている。

 しかし、ここまでの3試合で奪った得点はゼロックス杯の1点のみ。それもPKによるゴールと、流れの中ではいまだ得点を奪えていない。蔚山現代戦でも序盤からチームとしてボールこそ保持したものの、相手の守備ブロックを崩すには至らず、この日も小林にゴールは生まれなかった。

「アウェーで勝ち点3を取りにいった試合だったけど、なかなか自分も効果的なボールの受け方ができなかった。なんで上手くいかないのかなと、やりながらもどかしさも感じるし、ほとんどチャンスに顔を出せていない。本当に攻めの部分も守備の部分も課題が出た試合だと思う。もう一度、細かい部分を突き詰めていきたい」

 

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング