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毎年恒例「世界で最もリッチなクラブTOP20」発表! マンUが898億円で“連覇”達成
デロイト社が「フットボール・マネーリーグ」を公開 CL王者レアルが896億円で2位
【一覧】2016-17シーズン「世界で最もリッチなクラブTOP20」
世界的な監査法人であるデロイト社が、2016-17シーズンに最も収入のあった上位20クラブをランキング化して発表する、毎年恒例の「フットボール・マネーリーグ」で、マンチェスター・ユナイテッドが2年連続のトップに輝いた。UEFAチャンピオンズリーグで史上初の連覇を成し遂げたリーガ・エスパニョーラのレアル・マドリードは、昨年より一つ順位を上げて2位に浮上。そのほか順位変動こそあったものの、トップ10の顔ぶれが変わることはなかった。
欧州全体で市場規模が拡大傾向にあるなかで、先日チリ代表FWアレクシス・サンチェスを獲得したばかりのユナイテッドが2年連続の1位。その総額は5億8120万ポンド(約898億円)となっている。これに続くのがレアル・マドリードの5億7970万ポンド(約896億円)。リーガ・エスパニョーラで首位を走るバルセロナは5億5710万ポンド(約860億円)で3位となった。
4位は5連覇中のバイエルン・ミュンヘン(5億510万ポンド/約780億円)が入り、またこの12カ月間で大きく収入を伸ばしたマンチェスター・シティが4億5350万ポンド(約700億円)で5位に入っている。また昨夏に2億2200万ユーロ(約300億円)を投資してブラジル代表FWネイマールを獲得したパリ・サンジェルマンは4億1780万ポンド(約645億円)で7位にランク入りを果たした。
日本人選手の所属クラブもトップ20入りを果たしており、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントが12位(2億8580万ポンド/約441億円)、FW岡崎慎司のレスター・シティが14位(2億3300万ポンド/約360億円)、DF長友佑都が所属するインテルが15位(2億2520万ポンド/約348億円)、DF吉田麻也が所属するサウサンプトンが18位(1億8230万ポンド/約281億円)だった。
また20クラブ中、半数となる10クラブがイングランド勢となっており、経済面におけるプレミアリーグ全体の隆盛ぶりはいまだ健在のようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images