“メッシvsマラドーナ”最強論争にアルゼンチン大統領が終止符!? 「優れているのは…」

ロシアを訪問した“サッカー好き”のマクリ大統領が比較論に言及

 アルゼンチンでサッカーと言えば、リオネル・メッシとディエゴ・マラドーナという希代の天才が“二大スター”として君臨する。「どっちが凄いのか」の比較論はたびたび起きるが、今回は現職の大統領があっさりと白黒をつけたようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領は、ロシア・ワールドカップ(W杯)を半年後に控えたタイミングで開催地のロシアを外遊。マクリ大統領は以前アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズの会長を12年間にわたって務めるなど、当代きってのサッカー好きの大統領として知られている。

 もちろん、W杯出場を決めたアルゼンチン代表に期待を寄せており、ロシアのテレビ局「RT」に出演した際に、「メッシとその他すべての選手に対して信頼を寄せている。ただそこには難しい競争が控えている。我々アルゼンチン人は世界王者ではないとしても、その不名誉を忘れるべきだ。今回の代表チームが3連勝すれば素晴らしいが、時としてチームには運、不運が存在するからね」と、過剰な期待をかけないようにしつつも、1986年メキシコ大会以来遠ざかっている世界一を期待した。

 それと同時に触れたのは、エースであるメッシについてだ。今季も所属するバルサでリーグ戦19ゴールと圧倒的な決定力を発揮しており、W杯南米予選では負ければ敗退だった最終戦でハットトリックの離れ業を演じるなど、相変わらずの存在感を見せている。それだけにマクリ大統領は、“永遠のテーマ”であるマラドーナとの比較論について、あっさりとこう話した。

 

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