モスクワで訓練を受けている虎のプレー映像が話題、ロシア杯で脚光を浴びるか

　2018年の6月にロシアで4年に一度のワールドカップ（W杯）が開催され、バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表も出場する。世界的な注目を集める国際的なサッカー大会だが、早くも新スターが誕生しようとしているようだ。モスクワで訓練を受けている204キロの虎のプレー映像を公開され、サッカーボールを追いかけ、最後は可愛い仕草で“ボール奪取”する様子が話題となっている。

　動画を公開したのはロシアのニュース専門テレビ局「RT」のスペイン語版だ。登場するのはW杯が行われるロシアの首都モスクワで訓練を受けている“ホワイト”という名の虎で、サッカーだけでなく、バスケットボールなど様々な球技にも対応する高い能力を持っているという。

　英紙「デイリー・スター」では、「450ポンド（約204キロ）の虎が男性二人と一緒にサッカー」と伝え、「虎はボールを追いかけ、楽しんでいるようだ」と言及。動画では男性二人がボールを蹴るなか、ホワイトが懸命にボールを追いかけている様子を映し出している。

　ホワイトは翻弄されながらもボールにロックオンすると、最後は体全体を使ってボールを奪取する華麗な守備を披露。すると「RT」スペイン語版の記事では、「（クリスティアーノ・）ロナウドよりも巧くプレーする虎」と称賛している。

　2010年の南アフリカW杯では、予言タコの“パウルくん”がドイツ代表の7試合と決勝を含めた計8試合の勝敗を的中させるなど国際的に注目を集めた。ロシア大会では、この“ホワイト”が新たなスターとして脚光を浴びるのだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images