リーズ移籍の井手口、労働許可証の条件満たすも“武者修行”へ 英紙がレンタルを示唆

リーズとは4年締結が濃厚 その後は「スペインへ移籍することになる」

 日本代表MF井手口陽介は、ガンバ大阪から英2部リーズ・ユナイテッドへの移籍が決まった。現地メディアは、井手口がリーズと4年契約を結ぶと報道。さらに懸念されていた英国の労働ビザに関しては「取得条件を満たしている」としたうえで、スペイン2部クルトゥラル・レオネサにレンタルで出す方針は変わらないとレポートしている。

 2017年、バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表のレギュラーに定着した井手口は、ロシア・ワールドカップ(W杯)開幕を半年後に控える中で初の海外挑戦を決意した。

 事前の報道ではリーズとは3年契約とも伝えられていたが、英紙「ヨークシャー・イブニングポスト」は4年契約を結ぶと見ている。

 井手口は英国での労働許可証の取得条件を満たせず、シーズン終了まではスペイン2部クルトゥラル・レオネサへ期限付き移籍すると見られていた。しかし、記事では「この21歳はFAが定める取得条件を満たしているにもかかわらず、リーズは彼をそのままチャンピオンシップ(英2部リーグ)に参加させることをしたがらないため、スペインへ移籍することになる」と言及。条件は満たしているが、武者修行させる方針に変わりはないようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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