香川と岡崎の親友、韓国代表DFが母国復帰へ 現地紙がキャリア評価「欧州進出の模範」

今月ドルトムントと契約解除になったDFパク・チュホ、蔚山現代へ移籍と現地紙報道

 今月ドルトムントとの契約を解除した韓国代表DFパク・チュホが、母国の1部蔚山現代FCへ移籍する。現地紙「スポーツソウル」など韓国メディアが一斉に報じた。

 2008年にJ2水戸ホーリーホックでキャリアをスタートさせ、J1鹿島アントラーズ、ジュビロ磐田と日本でキャリアを積んだパク・チュホ。その後はバーゼルに移籍し、マインツではFW岡崎慎司と共闘した。2015年にドルトムントに加入したが思うように出場機会に恵まれず、今月契約解除に至っていた。

 マインツ時代には岡崎のブログにたびたび登場し、ドルトムントでもMF香川真司と一緒に食事し、遊びに出るなど親友としても知られる。

 記事では「パク・チュホは、ヨーロッパ進出の模範的なコースを歩んだ選手の一人」とこれまでのキャリアを評価した。韓国代表で32試合の出場を誇る30歳を迎え入れる蔚山現代は、「日本、スイス、ドイツで活躍したマルチプレーヤーを迎え入れた。パク・チュホは、左サイドバック、守備的MFとして活躍することができると証明されたベテラン」と早くも紹介している。

 クラブ側は「現在パク・チュホはメディカルテストだけを残している」と伝えており、まもなく正式発表される模様。国外で培った経験を母国で存分に生かし、存在感を発揮しそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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