世界に感銘与えたJリーグ3クラブを称賛 AFC特集「クラブW杯で躍進のアジア勢4選」

浦和は10年前の大会でミランを苦しめて3位、広島は「ハッピーリターンを成し遂げた」

 J1浦和レッズは6日に開幕するFIFAクラブワールドカップにアジア王者として出場するが、アジアサッカー連盟(AFC)は公式サイトで「クラブW杯における過去のアジア勢ベストパフォーマンス4選」を特集。そのうち3つを躍進したJリーグ勢が占めた。

 浦和は10年ぶりのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝でクラブW杯に出場するが、10年前の同大会でも好パフォーマンスを見せていた。準決勝でACミラン(イタリア)と対戦した試合について、同記事では「ミランを十分に苦しめて前半は0-0で乗り切った。後半にクラレンス・セードルフのシュートで失点したが好ゲーム」と評価。そして「気持ちを切らすことなくプレーした浦和は、3位の栄冠に輝いた。FWワシントンは3得点で大会得点王になった」と称えている。

 2011年大会ではアル・サッド(カタール)が活躍。初戦でアフリカ王者を破ると準決勝ではバルセロナ(スペイン)に0-4と大敗したが、3位決定戦で開催国王者の柏レイソルにPK戦で勝利。記事では「柏を倒したことで、アジア王者の威厳を保った」と評した。

 15年大会のサンフレッチェ広島も存在感を発揮。準決勝で南米王者リバープレート(アルゼンチン)に0-1で敗れたものの、「あまりにもタフで激しいファイト。決勝進出してもおかしくなかった敗戦」と、その戦いぶりも認められている。3位決定戦ではアジア王者の広州恒大(中国)を破り、「2年前に5位で終わったチームは、3位に躍進するというハッピーリターンを成し遂げた」と称賛した。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング