「スーパープレーヤーにまっしぐら」

　さらに、続くプレーでは父親が主戦場とする左サイドを颯爽とドリブルで駆け上がると、そのまま勢いに乗ってカットインし、ゴールにシュートを流し込んだ。過去2本の動画と比較するとシュート自体はやや大人しいものだが、父親のような切り返しやドリブルの加速力は同年代ではやはり群を抜いている。ロナウドも一言「誇らしい」というメッセージに、ハートとサッカーボールの絵文字を添えて我が子を称えている。

　ロナウドJrくんに対しては、ファンから「リトル・フットボールマスター」「スーパープレーヤーにまっしぐら」「将来の史上最高」「ネスクト・ロナウド!!」と称賛の嵐。その一方で、父親のロナウドが今季リーグ戦では1得点に甘んじていることから、「リーグ戦1ゴール…あなたも息子を見習って」「すでにあなたより上だ」と“皮肉”めいた言葉を書き込むファンもいた。

　レアルは宿敵の首位バルセロナから早くも勝ち点10差をつけられる厳しい状況。ロナウドとしても長いトンネルを抜け出してエースの働きを全うするとともに、息子に父親の威厳を示したいところだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images