ハリル“右腕コーチ”が仏紙で酒井宏樹を称賛 「日本代表の右SBにライバルはいない」
フィジカルコーチのボヌベー氏が語る 「3年間で議論の余地のないキャリアを築いた」
日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)は、10日にフランスのリールで行われたブラジル代表戦でも、ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)と激しい1対1のデュエルを展開した。バヒド・ハリルホジッチ監督の右腕であるコーチは、ポジション争いの激しい日本代表での酒井宏の現状について「ライバルはいない」と断言。定位置が確保された稀有な存在であることを認める一方、さらに飛躍するために必要な条件を明かしている。フランス紙「Le 10 sport」が報じた。
酒井宏の成長ぶりについて語ったのは、かつてマルセイユでプレーし、現在ハリルジャパンのフィジカルコーチを務めるジャッキー・ボヌベー氏だった。
「彼は3年間で議論の余地のないキャリアを築いた。日本代表の右サイドバックにライバルはいない」
かつてはDF内田篤人(ウニオン・ベルリン)が定位置を築いた日本代表の右サイドバックだが、今は酒井宏が不可欠な男になっているという。FW本田圭佑(パチューカ)、MF香川真司(ドルトムント)、FW岡崎慎司(レスター)という日本代表を牽引してきた実力者が、今回の欧州遠征で落選するほどポジション争いが激化するなかで、酒井宏の立場は揺るがないという。
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