代表初招集のMF長澤が軽妙ジョーク、報道陣を笑わせた「浦和より…」の一言とは?

「やっと呼ばれたとは思わない」と強い思いを垣間見せる

 バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表に初招集されたMF長澤和輝(浦和レッズ)は、国際親善試合のブラジル戦(10日)とベルギー戦(14日)に向けて指揮官に「1.5列目」での起用をアピールしている。その一方で、初招集とは思えない落ち着いた様子で、報道陣から笑いを誘う一幕もあった。

 ボランチにも対応可能な長澤だが、所属する浦和では堀孝史監督が就任以降、インサイドハーフを主戦場としている。代表でのポジションは定まっていないものの、「チームでやっているところと近いところ、1.5列目というか、攻撃的MFの方が攻守で良さが出せるかなと思う」と、指揮官に自らの特徴を売り込んだ。

 リーグ戦に加え、AFCチャンピオンズリーグ準決勝の上海上港戦でも活躍し、ハリルホジッチ監督のお眼鏡に適った。25歳での代表初招集は「すごく嬉しいこと」ながら、「やっと呼ばれたとは思わない」と断言。胸に秘めた強い思いを垣間見せた。

 かつてケルンで共闘したFW大迫勇也から代表チームの情報を収集し、「チームメイトや現状の話は聞きました」とすんなり溶け込んでいる模様だ。そうした余裕もあってか、代表初の囲み取材では軽妙なジョークも飛び出した。

 

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