攻撃に課題残す浦和、“10番”柏木がACL決勝へ向けて提言 「マンCを参考にすべき」

マンCは「4-1-4-1で世界で一番上手くプレー」

 柏木は、その解決策としてジョゼップ・グアルディオラ監督が率い、イングランド・プレミアリーグで開幕10戦で9勝1分で首位を走るマンチェスター・シティのゲームを参考にするべきだと話した。浦和は堀孝史監督の就任から4-1-4-1システムを採用しているが、柏木は「世界で一番そのシステムで上手くプレーしているチーム」とした上で、そのアイデアを次のように話した。

「ACLまでの2週間で、シティの試合をみんなで見て参考にするのが良いんじゃないかと思う。良いシーンを切り取って見るのではなくて、45分間でもいいからまとまった時間を見ることに意味があると思う。そうすれば、こういう時間帯はどうプレーしているとか、全体の流れを把握して参考にできると思う」

 浦和からは日本代表として5選手が一時離脱するが、柏木は決戦に向けてチーム全体で試合運びの意思を統一することの必要性を力説していた。

【了】

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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