原因は“スコーピオン・キング”の獲得失敗? エバートン解任のクーマン監督が嘆き節

アーセナルFWジルーの獲得を逃し、「構想に入れていた」と明かすクーマン監督

 エバートンのロナルド・クーマン前監督は、自身の解任理由についてアーセナルのフランス代表FWオリビエ・ジルーの獲得失敗と分析している。オランダのサッカー雑誌「Voetbal International」が報じている。

 エバートンは前節の本拠地アーセナル戦で2-5と完敗し、自動降格圏の18位に転落。そこでクーマン監督の解任に踏み切った。

 今季バルセロナの新監督候補にも浮上していたクーマン監督は在任18カ月での退任となったが、原因はエースストライカーの獲得を寸前で逃したことだと分析している。

「私はオリビエ・ジルーを構想に入れていたんだ。彼は完璧にフィットしたはずだったが、最後の瞬間に、彼はロンドンで生活することを選び、アーセナルに残留した。あれは受け入れるのが本当に難しかった。他に良いストライカーをどこで獲得できるんだ?」

 クーマン氏は恨み節に出た。ジルーは巧みなポストプレーと空中戦の強さを武器にするが、元日にエミレーツ・スタジアムで行われたクリスタル・パレス戦でFWアレクシス・サンチェスのクロスをヒールキックで合わせる衝撃のスコーピオン弾で、2017年のFIFA年間最優秀ゴールに選出されていた。

 

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