バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、スーパーセーブを連発した相手GKジョー・ハートを絶賛した。衛星放送「カナル・プリュス」が報じた。 バルサは18日、本拠地カンプノウにマンチェスター・シティ(マンC)を迎え、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグを戦った。試合は前半31分にクロアチア代表MFイバン・ラキティッチのゴールで先制したバルサが1-0で勝利し、2戦合計3-1で8強進出を決めている。 メッシは超絶のテクニックで、観衆9万5000人で埋め尽くされたカンプノウを沸騰させた。しかし、華麗なドリブルでマンCのフィール ドプレーヤーをいとも簡単に抜き去るメッシの前に最後の門番が立ちはだかった。 バルセロナが放ったシュートは23本。そのうち11本がゴールの枠をとらえたが、ハートが鬼神のごとく次々と迫り来るボールを阻んだ。メッシはハートに惜しみない賛辞を贈った。 「(ハートが)全てセーブした。追加点を奪うために万策を尽くした。だが、相手のキーパーが偉大な試合を見せた。我々は彼を祝福するしかないね。だが、準々決勝に進出したのは我々だ。それが一番大事なこと」 一方、バルセロナに2年連続でCLの舞台で敗れることになったハートは「偉大な相手と戦ったが、2年連続で失望を味わうことになった」と唇をかんでいた。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 t ext by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images