アメリカの8大会ぶりW杯予選敗退に地元メディア衝撃 「ハートブレイク」「想定外の事態」

最下位トリニダード・トバゴに1-2と不覚 パナマ、ホンジュラスにかわされる

 ロシア・ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海予選の最終節が現地時間10日に行われた。ラスト1試合の時点で3位につけていたアメリカは、最下位のトリニダード・トバゴに1-2とまさかの黒星を喫し、ともに勝利した4位パナマと5位ホンジュラスにごぼう抜きにされて5位転落、1986年大会以来の予選敗退という悲劇を味わった。米メディアも「想定外のことが起きた」「ハートブレイク」と、この衝撃をレポートしている。

 アメリカは前半17分にオウンゴールで失点。さらに同37分に相手DFアルビン・ジョーンズにも得点を許して、2点のリードを奪われた。後半開始早々の2分に、ドルトムントでプレーするMFクリスチャン・プリシッチが鮮やかなミドルシュートを決めて1点差に詰め寄ったが、そのまま1-2で敗れた。

 この結果、北中米カリブ海予選ではメキシコとコスタリカ、そしてW杯初出場となるパナマがロシア行きを確定。4位ホンジュラスはオーストラリアとの大陸間プレーオフに臨むことになった。

 アメリカのW杯予選敗退は1986年のメキシコ大会以来で、連続出場は7大会でストップ。欧州ではオランダ、南米ではチリやパラグアイといった強豪国が敗退となるなか、北中米カリブ海予選でも波乱が起きた。

 

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