バイエルン監督の電撃解任劇、会長激白「選手と対立」 指揮官と敵対した5人とは?

独メディアが挙げた“5人の敵対者”

 名将で知られるアンチェロッティ監督だが、ドレッシングルーム内の統制が取りきれていなかったと会長の目には映ったようだ。

 同会長は「私も自分の人生で学び、教訓にしている。自分のベッドにいる“敵”が最も危険だ。そういった理由で我々は変化を選んだんだ」とも話している。

 ヘーネス会長は“5人の敵対者”を明らかにしていないものの、ドイツ放送局「Sport1」は、ドイツ代表DFマッツ・フンメルス、同DFジェローム・ボアテング、同FWトーマス・ミュラー、オランダ代表MFアリエン・ロッベン、元フランス代表MFフランク・リベリだと伝えている。

 今シーズンは序盤から、エースのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが大型補強をクラブに直言するなど、圧倒的な力を誇るはずのバイエルンは揺れている。ウィリー・サニョルコーチが暫定で指揮を執るブンデス絶対王者は、ピッチ内外での立て直しが急務となっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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