スペインで輝いた「ブラジルの名手5傑」 リーガ公式が美技連発のゴール動画を公開

シザース一発で相手を無力化するプレーも

 4人目はリバウドが去って以降、低迷期にあったバルサを復活させたFWロナウジーニョだ。上半身を使ったダイナミックなフェイントと足元にボールが吸い付くようなドリブルでマーカーを置き去りにすると、GKのタイミングを外した右足アウトサイドシュートで難なくゴールを陥れた。“エル・クラシコ”で宿敵レアル守備陣をきりきり舞いにしてゴールを奪ったシーンも紹介されている。

 そんなロナウジーニョ、そしてリバウドとともに、2002年日韓ワールドカップで“3R”として猛威を振るったのは、お馴染みのロナウドだ。バルサとレアルの両方に所属経験があるが、動画で取り上げられたのはレアル在籍時のゴール。シザースフェイント一発でマーカーの重心を崩すと、相手GKの股を射抜くコントロールショットで勝負あり。そのスキルの高さは改めて見ても“怪物”だ。

 この動画のツイートには「ブラジル人はリーガで信じられないゴールをマークしてきた! パウリーニョもこのクラブに入りつつある」と記された。つまり広州恒大からバルサに移籍し、2戦連続ゴールを挙げたMFパウリーニョの活躍ぶりに紐付けた特集と言えるが、パウリーニョは彼らの系譜を継ぐような活躍をリーガで見せることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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