来季に向けた着実な準備

　アーセナルが、今季終了後、サンプドリアのU-21イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリの獲得に乗り出す可能性が浮上した。イタリア地元紙「ラ・レプブリカ」が報じた。
　ローマが保有権を持つ20歳の新鋭はセンターバックと、左サイドバックを兼務できる。昨年3月にはチェザーレ・プランデッリ前監督からイタリア代表に招集された実績も持つ。今季は、サンプドリアにレンタル中で主力として活躍。18試合出場1得点と結果を出している。次代のイタリア代表の主軸候補として期待も集めている。
　アーセナルはGK、センターバック、ボランチを来季の補強ポイントとしている。1月の移籍市場でビジャレアルからDFガブリエル・バウリスタを獲得したばかりだが、ドイツ代表DFペア・メルテザッカーの機動力とスピードの欠如は深刻化しており、さらなる補強が必要とされていた。
　イングランドメディアによると、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は来季補強費として90億円を準備しており、着実に任務を遂行している様子だ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images