元ブラジル代表レオナルド氏、古巣ミランに厳しい評価「優勝にはまだ早い」

ミランでプレーし、ミラノの両クラブで指揮も執ったレオナルドがスクデットを予想

 かつて鹿島アントラーズでもプレーした元ブラジル代表MFレオナルド氏が、今季のセリエAを展望。今夏の移籍市場で大補強を敢行した古巣ACミランについて「優勝争いにはまだ早い」と厳しい評価を下した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版が報じている。

 現役時代(1997年~2001年)にミランでプレーし、引退後にはミランとインテルで監督を経験。イタリアでのキャリアが長く、たびたびイタリアメディアに登場しているレオナルド氏が、今季の優勝争いについて口を開いた。

「スクデット(リーグ優勝)は、基本的にユベントス、ナポリ、インテルの3チームが軸になるだろう。ミランについては、今日の敗戦(10日にラツィオに1-4)を見る前から、トップ3には入らないと見えている。なぜなら、あまりにも多くのものが変わっているからだ。その状況では、優勝争いにはまだ早い」

 レオナルド氏はこう語り、イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチやトルコ代表MFハカン・チャルハノール、ポルトガル代表FWアンドレ・シウバなどを獲得した補強の効果を、即座に求めるのは酷だとした。そして「本命はユベントス」としながらも、インテルに対する期待があるという。

 

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