韓国紙が代表チームを非難「最終予選は黒歴史」「歯抜け虎」 W杯出場も酷評の理由とは?

最終予選の敵地で一度も勝てなかった屈辱

 さらに記事でクローズアップしたのは、敵地での戦績だ。「最終予選では一度も遠征勝利を得られないという屈辱の記録だった」と言及。実際、本拠地では中国に3-2、カタールに3-2、ウズベキスタンに2-1、シリアに1-0、イランに0-0で、4勝1分と好成績を残した。一方の敵地では、シリアに0-0(※中立地シンガポール)、イランに0-1、中国に0-1、カタールに2-3、ウズベキスタンに0-0の2分3敗と未勝利に終わっている。

 最終的に、「最終予選10試合を行いながら、いずれの試合も余裕で勝ったことがなかった」と総括。チームの不振、シュティーリケの更迭、新監督就任後の2戦連続0-0、選手らの失言などで「失ったものが多い最終予選だった」と結論づけている。

 史上6カ国目となる9大会連続W杯出場を果たした韓国だが、その偉業も薄れてしまうほど国内では不満が渦巻いているのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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