ポグバの悪夢再び? マンUの19歳司令塔が移籍金ゼロでユーベ行きか

「ユベントスからオファーが来ていることは秘密でもなんでもない」

 

「今、ユナイテッドと僕は結びついている。代理人が届いているオファーの価値をはかっているところだ。ユベントスからオファーが来ていることは秘密でもなんでもない。今の所属クラブからのオファーを僕が断ったことが秘密でないようにね」

 ユナイテッドからの延長オファーを拒否し、ユベントスからのオファーを検討していることまで暴露してしまったペレイラ。ユナイテッドでは昨年8月のリーグカップ3部MKドンズ戦で途中出場を果たしたが、昨夏の移籍市場で270億円を費やし、ワールドクラスの選手を次々に獲得したルイス・ファン・ハール監督の補強方針の煽りを受け、出場機会を手にできていない。

 一方、ペレイラを“リクルート”しているというポグバは2012年夏までユナイテッドでプレーしていたが、3年間で公式戦7試合出場という状況に危機感を覚え、19歳でユベントスに移籍。現在は21歳にして欧州のトッププレイヤーの仲間入りを果たしている。移籍すれば、13年にレアル・マドリードがウェールズ代表FWギャレス・ベイルを獲得するためにトットナムに支払った1億ユーロ(約135億円)の移籍金記録を更新するとも言われている。

 しかも、ユナイテッドが移籍金ゼロで放出したポグバを史上最高の移籍金額で買い戻す可能性も地元メディアで報じられている。ペレイラはユベントスに移籍し、その才能を開花させるのだろうか。それはユナイテッドにとって悪夢のシナリオとなる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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