ユナイテッド守護神デ・ヘアの去就問題が再燃 キーマンは伊代表GK、玉突き移籍も

デ・ヘア放出の条件にミランGKドンナルンマの獲得を挙げる

 マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアは、近年レアル・マドリードのトップターゲットとしてメディアを賑わせてきた。一時、移籍の噂は鎮静化したが、“赤い悪魔”が有力な代役を獲得した場合には放出に踏み切る可能性があるとして、去就問題が再燃している。英紙「ザ・サン」が報じた。

 同紙はユナイテッドがデ・ヘア放出に踏み切る条件として、ACミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの獲得を挙げている。18歳で名門ミランの正守護神を務め、イタリア代表にも選ばれている超逸材は、今夏にクラブとの契約延長を拒否する騒動を起こすなどその去就に注目が集まった。

 最終的には翻意して新たに2021年までの契約にサインしたが、記事では今季ミランがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得圏内である4位入りを逃せば、来夏こそはサンシーロを去ることになると指摘。そうなれば、ユナイテッドがドンナルンマ獲得を狙うという。

 実力もスター性も申し分ないドンナルンマを獲得できれば、ジョゼ・モウリーニョ監督もデ・ヘア放出にゴーサインを出すだろうと予測されている。来夏には3クラブを巻き込んだ“玉突き移籍”が起こるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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