リトルなでしこ、ナイジェリアに敗れU-17女子W杯準V 12年ぶり優勝逃す…指揮官「難しいゲーム」

U-17女子日本代表の白井貞義監督【写真:REX/アフロ】
U-17女子日本代表の白井貞義監督【写真:REX/アフロ】

U-17女子日本代表はU-17女子W杯準優勝

 リトルなでしこの愛称を持つU-17女子日本代表は、惜しくも世界の頂点には届かなかった。モロッコで開催されたU-17女子ワールドカップ(W杯)は、現地時間11月7日に決勝戦が行われ、日本はナイジェリアに1-2で敗れて2014年大会以来の優勝とはならず準優勝に終わった。

 準決勝で北朝鮮をPK戦の末に破って決勝に進出した日本は、序盤こそ持ち前のパスワークで相手の中盤を突破できたものの、シンプルに背後へのロングボールを繰り出して快速アタッカーたちを生かすナイジェリアの攻撃に苦戦した。危険な場面もある中で前半38分、相手のシュートをGK加登脇心羽がキャッチできずゴール内にボールが吸い込まれて先制点を与えてしまう。

 後半2分にはハーフウェーライン付近からのシンプルなロングボールで背後を取られ、ビハインドが2点に広がった。その後は日本が攻勢を強め、後半35分にはCKからファーサイドでDF伊藤杏莉が折り返すとMF伊藤風葵が右足ダイレクトで蹴り込んで1点差に迫った。だが攻勢を仕掛けたものの及ばず、無念のホイッスルが鳴り響いて1-2での試合終了となった。

 試合を終え白井貞義監督は「今日の試合も本当に難しいゲームでした。相手のスピード、パワーに対してどのように対応するかという部分が、なかなかはまらなかったところがあります。ただ、彼女たちは本当に最後まで戦い抜いたと思っています。まずは強度、そして継続性というところを忘れずに、日常の中でもそれを意識しながらやっていってもらいたいと思います」と話した。

 また、主将のDF四本帆夏は「やってくるサッカーは分かっていた中で、それに対応し切れなかったというところは、一人一人の持っているものをもっと高めていかないといけないのかなと思いました。こういう舞台に立たせてもらって、普段感じられないことを、プラスなこともマイナスなことも感じたのは、自分のこれからのサッカー人生にとってすごくポジティブな部分だと思います。そういうものを自分のチームにしっかり持ち帰って、それぞれがそこで成長できたらいいなと思います」と振り返った。

 日本は現なでしこジャパンの主力MF長谷川唯らを擁した2014年大会以来の優勝には手が届かなかった。ナイジェリアは初優勝で、アフリカ勢としても初のU-17女子W杯の優勝を手にした。

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