身体を捻り…後ろ向きで「ゴールにいけ!」 判定に不満も…主審とのやり取り「何も抗議しないより」

決勝ゴールを決めた長倉幹樹【写真:徳原隆元】
決勝ゴールを決めた長倉幹樹【写真:徳原隆元】

長倉幹樹が鹿島との大一番で決勝弾

 FC東京は11月7日、J1リーグ第14節で鹿島アントラーズと対戦し、2-0で勝利した。決勝ゴールを決めたのはエースのFW長倉幹樹。鹿島との大一番で決めた先制ゴールにスタジアムが揺れた。

【注目】ワールドカップ優勝は「想いだけではできない」 日本サッカー協会が“仲間”を募集…「JFA PARTNERSHIP PROJECT for DREAM」はこちら

 また一つ、青赤の記憶に残る一撃を決めた。後半15分、右サイドのMF安斎颯馬がクロスを送ると、MF俵積田晃太がヘディングでゴール前に折り返し。ゴール前に構えたFW長倉幹樹が後ろ向きの体勢から、技ありの左足シュートで鹿島のゴールをこじ開けた。

「ちょっとマイナスに来たんで、うまく身体をひねりました。いいところに飛んでくれたんで良かったです。ゴールにいけ!って感じでした」

 選手たちは口を揃えて前半のプレーぶりに指摘をした。「このままじゃダメだ」。長倉は鹿島の強靭なDF植田直通とDF関川都万のセンターバックコンビ相手にうまく駆け引きをしながら、ギャップでボールを引き出した。

「球際は結構強いので、それで戦わないようにっていうのは意識してプレーしていました。自分で取ったってよりかは、チームでいい攻撃をして、最終的に自分だったので」

 明治安田百年構想リーグでは1分1敗で、最終節にも0-1で敗れた相手。長倉自身も「これ勝てたのは大きいなって思います」と、鹿島相手の勝利を噛み締めた。

 前半アディショナルタイムには、鹿島のゴール前で相手と接触し転倒するもノーファール。前半から判定の部分で納得のいかないジャッジがあったが、ブレることはなかった。試合のなかで、池内明彦主審にあえて多く話をする機会を設けたと明かす。

「鹿島はジャッジのところで惑わすじゃないですけど、そういうところからペースを握ってくるチームなので。そこにも負けずにっていうので、何も抗議しないよりかは、向こうにペースを作らせない意味でも(意図的に)やりました」

 東京ダービー後は3試合ゴールから遠ざかり、その間にFWダニ・ゴメス、FWマルセロ・ヒアン、FW仲川輝人らがゴールを量産。「取れないのはちょっと流れ的には。自分でも決めたいと思ってましたけど、待ってたら来ました」とチームを信頼し続けた結果、ゴールが生まれた。

 これで今季リーグ戦14試合で8ゴール3アシスト。ここから再びゴールを量産し、首位を走るチームを引っ張っていく。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング