FIFA会長に新たな疑惑が浮上 ”権力乱用”で家族にVIP待遇…空港記録に米注目「私的な目的のために」

FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長【写真:ロイター】
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長【写真:ロイター】

インファンティーノ会長に新たな疑惑が浮上

 国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、家族のために米マイアミ国際空港でVIP待遇を手配したとして「権力乱用」の疑惑が浮上していると米紙「ニューヨーク・ポスト」が報じた。空港の公的記録などから、同会長の妻や娘たちが犬を連れて移動する際にもVIPエスコートを予約していた実態が明らかとなり、組織の私物化として批判が集まっている。

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 公開された記録によると、2024年1月以降、マイアミ国際空港のプロトコル記録にインファンティーノ会長の妻や娘たちの名前が125回登場していた。そのうち63件では、インファンティーノ会長本人の搭乗記録が存在していなかった。また、内部連絡の記録には、会長の娘3人がドーハへ移動する際に「犬を同伴」した状態でVIP待遇を要求していた事実も残されていた。

 空港の現行規則では、プロトコル担当者がVIP客のチェックインを迅速化し、専用の保安検査レーンや優先搭乗を手配する。国際線で到着した際には入国審査の外交官用レーンを案内され、電動カートで移動する仕組みとなっていた。しかし、家族やペットを単独で対象とすることは明確に定められておらず、専門家からは「私的目的のために地位や権力を利用した」と厳しい指摘が上がっている。

 ガバナンスの専門家は「自分の私的目的のためにFIFAの資源を誤用した」と述べ、FIFAの倫理規定に抵触する可能性を指摘した。FIFA側は「空港側の規定に基づいて提供された無料のサービス」と釈明しているものの、本人が同乗しない私的な移動にまで公的な厚遇を拡大させたことに対し、疑問の声は収まっていない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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