ファンタジスタ松井を新天地クラブCEOが高評価 欧州で引退希望か「お金のためじゃない」

磐田からポーランド2部のオドラ・オポーレへ移籍、36歳で欧州再挑戦

 元日本代表MF松井大輔が2日、ジュビロ磐田からポーランド2部リーグのオドラ・オポーレへ移籍することが決まった。現地では日本からの新戦力は「驚き」をもたらす存在として期待を寄せられている。

 松井はこれまで2004年から08年までプレーした仏ル・マンをはじめ、海外リーグで長くプレー。2013年にはポーランドのレヒア・グダニスクでプレーしており、二度目のポーランド挑戦となる。アテネ五輪世代の戦友MF石川直宏が今季限りでの現役引退を発表したのと同じ日に、36歳のファンタジスタは欧州再挑戦が決まった。

 オドラはクラブ公式サイトを通じて、ポーランド語と英語で正式に声明を発表している。クラブのカロル・ヴォイチクCEOは松井加入がクラブにもたらすものは大きいと語り、大きな期待を寄せている。

「ファンだけでなく、我々にとって素晴らしい話だ。とりわけマーケティングの面で驚きだよ。ダイスケと彼の奥さんも日本ではとても人気がある。数年前、彼がレヒア・グダニスクでもスターだったことを覚えているよ。彼にはフットボールの面でも驚きとなってもらいたい。そして、勝ち点を争う上で大きな力になってくれるだろう」

 

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