2試合不発も平常心「あとは得点するだけ」 大勝の裏で”もどかしさ”…言い聞かせた「焦らず」

道脇豊が現状への思いを話した【写真:徳原隆元】
道脇豊が現状への思いを話した【写真:徳原隆元】

大勝の裏でストライカーの道脇豊が抱く思い

 U-21日本代表は9月20日、アジア競技大会の第2戦でキルギス代表と対戦し、7-0で大勝した。チームがゴールラッシュに沸いたなか、スタメン出場したストライカーのFW道脇豊はノーゴールに終わり、「あとは本当に得点するだけかなと思う」と現状のもどかしさを口にした。

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 チームは7得点を奪って圧倒したが、道脇自身のシュートは2本にとどまった。「抜け出しのところであったり、シュートに行く場面は少なかった」。反省点も口にしながら、「焦らず」と自分に言い聞かせ、「ポジティブに捉えて、しっかり次は決め切りたい」と前を向いた。

 無得点が続くが「自分が狙いとしている動き出しであったり、駆け引きという部分では、1試合目より今日の試合の方が良かった」とプレーの感覚では確かな手応えも掴んでいる。今回の代表活動を通して「コーチたちとしゃべって、分析して、自分の動きに磨きがかかっていると思う」と語り、前線からの守備やボールを引き出すアプローチの質には自信を深めている。

 実際に試合中は相手のCBとの駆け引きをする場面も多く、引っ張られて倒されるシーンがあった。「ああやってファウルをして止められるということは、相手にとって嫌な部分だと思ったので、前半はその動きをサボらずずっとやっていった」と動きの意図を説明。その結果、審判から相手への注意を引き出し、後半は相手のファウルが減って背後へ抜けるシーンも増えた。「相手センターバックが嫌なこと、嫌なプレーをどんどんしていきたい」と、ストライカーとしての働きを全うする構えも見せた。

 グループステージは残り1試合。「上に上がっていくにつれて、こういう7-0とか、そういう展開は少ないと思う」と決勝トーナメントでのレベル感について話し、「少ないチャンスのなかで決め切るのが大事」と言い聞かせた。

 21日以降にはFWンワディケウチェブライアン世雄も合流する予定だが、道脇は1-0や2-0といった緊迫した展開でこそ「自分が得点して勝てるようにしたい」とストライカーの本能を漂わせながら、ゴールを狙っていく。

(FOOTBALL ZONE編集部・上原拓真 / Takuma Uehara)



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