午前10時に日本代表が会社に「心動かされた」 200人集結…わずか2か月で大型契約を決めた理由

株式会社クレディセゾンがWEリーグとパートナーシップを締結【写真:(C) WE LEAGUE】
株式会社クレディセゾンがWEリーグとパートナーシップを締結【写真:(C) WE LEAGUE】

株式会社クレディセゾンが「WEリーグゴールドパートナー」に

 WEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)と株式会社クレディセゾンは、8月に新たな「WEリーグゴールドパートナー」契約を締結した。9月11日に都内で記者発表を開催し、トークイベントには、JFA女子ナショナルチームダイレクターの佐々木則夫氏、元なでしこジャパンの岩清水梓氏、WEリーグの野々村芳和チェア、宮本恒靖副理事長、海堀あゆみ理事、クレディセゾンの林野宏代表取締役会長CEO、水野克己代表取締役社長執行役員COO、足利駿二取締役常務執行役員など豪華な面々が登壇。そのなかで、パートナーシップ検討からわずか約2か月というスピード感で決定した大型支援の裏側が明かされた。

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 トークイベントの中で水野社長は、協賛に至るプロセスの大きな転機を振り返った。「今年6月、社内でなでしこジャパンのAFC女子アジアカップ優勝記念贈呈式を開催したのですが、そこに長谷川唯選手や谷川萌々子選手、古賀塔子選手、OGの宮間あやさんが来社してくれました」。

 午前10時という忙しい時間帯であったが、本社の会場には約200名もの社員が駆けつけたという。「会場に入りきらないほどの社員が集まり、選手たちを応援する熱気を肌で感じました。女子サッカーに対する関心の高さと、彼女たちが放つエネルギーに強く心を動かされた」と水野社長は語る。

 同社は全社員の約7割以上を女性が占める企業構造を持ち、女性の活躍を後押しする理念を大切にしてきた。林野会長も「セゾンカードの発展は女性社員の力による歴史がある。女性が輝く女子スポーツの支援は、我が社のフィロソフィーそのもの」と強調する。

 来社からわずか2か月で、WEリーグへのパートナーシップの動きは一気に加速して結実した。水野社長は「もちろん来年のブラジルワールドカップ前に契約したかったという側面もある」と語り、ビッグイベントを控えるこのタイミングだからこそという強い期待を込めた。1つの社内イベントで生まれた熱気が引き金となり、女子サッカー界の未来を照らす強力なタッグが誕生した。

(砂坂美紀 / Miki Sunasaka)



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